イチョウ葉エキスの認知機能改善効果は、脳血管血流改善作用、神経細胞増殖作用、神経細胞の代謝及び機能の活性化による各種イベントによってもたらされると考えられる。
• 脳血管血流改善作用:
血流改善の項で述べた内容と同様の作用機序と考えられる。
• 神経細胞増殖作用:
イチョウ葉エキスがアルツハイマーモデルマウスの海馬歯状回において、cAMPエレメント総合蛋白質のリン酸化を介して神経細胞の増殖を促したことが報告されている。また、ヒトを対象とした試験では、定常状態視覚誘発電位を用いた試験でイチョウ葉エキスがコリン作動性系に働くと推察できる結果が報告されている。
• 神経細胞の代謝及び感受性向上による各種イベント:
イチョウ葉エキスに含まれる各種フラボノイド類により、活性酸素消去作用、ラット脳グルコース取り込み及び消費増加作用、大脳皮質でのノルアドレナリン代謝回転亢進作用、神経伝達物質カテコールアミンの放出促進作用等が示されており、これらの作用が認知機能改善につながる要素作用として報告されている。
さらにマイクロアレイを用いた遺伝子レベルでの解析では、海馬においてイチョウ葉エキスによるトランスサイレチン遺伝子発現の増大が確認されており、作用機序との関連が考察されている。
このようにイチョウ葉エキスには、脳神経組織に対する多くの作用が報告されており、これらが複合的に作用していると考えられる。
引用:「食品の機能性評価モデル事業」の結果報告
平成24年4月消費者庁
(事業受託者:公益財団法人日本健康・栄養食品協会)
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Tamen a proposito, inquam, aberramus. Non igitur potestis voluptate omnia dirigentes aut tueri aut retinere virtutem.